2016年 06月 01日
田植えでもフラ
五月晴れの日曜日。
生まれて初めての田植えを経験してきました。
モンペに浴衣、姉さんかぶりに真っ赤なたすき。
用意したのは良いけれど、皆初めて着るコスチュームに大わらわです。
「どっちが前?ねえ、モンペってどっちが前なの?」
「姉さんかぶりって、どことどこを結べば良いの?」
「モンペの中で、浴衣がたごまっている。」(注)『たごまる』とはこの辺の方言で、物がすっきり収まらない様子
そんな愚だ愚だをみじんも感じさせず、颯爽と現場に到着。
田植に参加してくださる都民の方と一緒に、田植えの仕方を教わり、おそるおそる田んぼの中へ足を踏み入れた。
思った以上にぬかるみが深く、慌ててモンペの裾をたくし上げる。
印に従い一苗ずつ丁寧に植えて・・・いたはずなのに、仕上がった田んぼを眺めてみると、ヘナヘナと曲がっている。
隣の田んぼの美しさと比べるとその差は歴然としているのだが、そこが又味がある、などと心の中で言い訳をしながら、用水路で足を洗う。
その水のきれいなこと!
この水が美味しいお米を育ててくれるのね。
その後、
「どうする?モンペdeフラ踊ろうか?」
「でも、音源が無い。」
「大丈夫、あるから。」
「えっ、あるの?」
そんなこともあろうかと、持参してきました。
さあ、並んで、並んで。
突然ハワイアンミュージックが流れ、あぜ道で踊り出した湯の華会。
観客の皆さんにはあっけにとられながらも、喜んで頂けたようで。
ウフフ。
「楽しかったー。次回は稲刈りだね。」
すっかり、モンペにはまってしまった湯の華会でした。
岩惣女将 大場ますみでした
by yunohanakai
| 2016-06-01 00:22